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インプラントの基礎知識。技工操作におけるジルコニアの破折の原因と対策。

2017年12月9日

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歯科用ジルコニアの加工方法

ジルコニアは高い生体親和性と高強度なので、新しい歯科材料として注目されています。

ジルコニアはチョーク状のディスクを、

歯科用CAD/CAMで加工し、シンタリングファーネスを用いて1500℃の温度で約10時間焼成することで歯科に必要な

1500℃の温度で約10時間焼成することで歯科に必要な

シンタリングファーネスで約10時間焼成することで歯科に必要な強度を得られます。

歯科用のCAD/CAMについては後述しますが、

加工の工程で、ジルコニアは破折することがあり、

筆者も、破折の原因等を問い合わせを受けることもあります。

ここでは、ジルコニアが割れる原因と対策について紹介します。

ジルコニアが割れる原因

ジルコニアが割れる原因は、様々な要因が絡まりあっていて、

実際の症例をみても原因は1つに絞り切れませんが、様々な技工所で多く見てきたものは、

加工前にジルコニアが湿気ってしまっている、

シンタリング前の調整時にマイクロクラックが入ってしまっている、

シンタリング後のジルコニアが冷え切る前に出してしまい、急冷したことで割れる、

事が考えられるのではないかと思われます。

ジルコニアの破折への対策

ジルコニアの湿度への配策は、保冷庫等に入れることで解決します。

単純に湿度管理をすれば解決するのですが、

ワインセラーに入れたり、タッパーに除湿剤と一緒に入れて保管する技工所があります。

傾向としては、ワインセラーに入れるなどして湿度への対策をしている技工所の方が、

割れたりする頻度は少ないように感じます。

次に、調整時のマイクロクラックへの対策ですが、

これはシリコン系のポイント類を使う事で解消します。

ジルコニアの急冷についてですが、

シンタリングファーネスの表示温度が300℃程であれば、

ファーネスから出しても問題なく取り出せるようです。

ジルコニアの厚みに差があるときは、

分厚くて、一番最後に熱を持っている部分にひびが入ります。

モース硬度1:チョーク
モース硬度2:岩塩、純金
モース硬度3:珊瑚
モース硬度4:鉄、真珠
モース硬度5:ガラス、人間の歯(象牙質)
モース硬度6:オパール
モース硬度7:水晶、人間の歯(エナメル質)
モース硬度8:エメラルド
モース硬度9:ルビー、サファイヤ
モース硬度10:ダイヤモンド
            モース硬度一覧です。ジルコニアは硬度9に相当します。

ジルコニアは加工が難しく時間がかかりますが、より良い予後には理想的な歯科材料です!!

ジルコニアは加工が難しく破折等起きた時の時間的・精神的なロスが大きいです。

ジルコニアは強度が高く、加工が難しいため、歯科用のCADCAMを使って削り出すのですが、

機械のコストや人手不足が原因でなかなか導入に踏み切れない技工所も多いです。

その分、生体親和性の高さや審美領域でのフレームワークの扱いやすさなど、

メリットも多くあります。

皆さんも是非CADCAMの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

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