【書評】小玉歩さんの「仮面社畜のススメ」会社を利用して人生の主導権を取り戻せ!
先日、「クビでも年収1億円」で話題になっていた
小玉歩さんの話題の本「仮面社畜のススメ」を読みました!
「クビでも年収1億円」の漫画版はすでにネットで読んでいたのですが、
ここには、会社員で働き消耗した小玉さんが
ネットビジネスで成功してクビになる過程が描かれています。
ネットビジネスはここで描かれているような
夢のようなビジネスではないようですし、
僕のようにサラリーマン生活を気に入っている人もいます。
ただ、会社からの給料ともう1つ収入源があれば、
生活は大きく向上するので、僕も今やってるところです。
「仮面社畜のススメ」は働きながら学びの時間を確保したい
サラリーマンにぜひ読んで欲しい一冊です!
仕事と遊びを同じラインで見つめる
仮面社畜のススメ
社畜は休日にゆっくりしようとする。
仮面社畜は、休みも平日も特に区別はない。完全に自分本位だとかんがえれが出勤日も休日もないようなもの。
たまたま会社という場所を借りてビジネス修業ができてラッキー!@ayumu_fmc #仮面社畜のススメ— わかば (@himawari_aomori) 2018年7月16日
仕事が出来る人と話をすると、
仕事と遊びの区別が曖昧だったりする人を多く感じます。
仕事と遊びを同じラインで見つめているからです。
本当に自分本位で考えれば、
仕事とプライベートの差異はなくなります・・!
会議の時間を脳内作業に充てる!
仮面社畜のススメ
社畜は、真面目に会議に参加し、
仮面社畜は会議時間を自分の脳内作業に充てる。会議は儀礼的に全体の承認を得るために利用される出来レース。
沈思黙考し、自分の豊かな脳内思考に充てるべき。@ayumu_fmc #仮面社畜のススメ— わかば (@himawari_aomori) 2018年7月16日
この本の中で1番刺激が強いように感じる1節でした。
振り返ると確かに会議は、
偉い人からすでに決まっている事の伝達がほとんどで、
掲示板とか社内メールで済ませられるような事がほとんどです。
社外の情報にも積極的に触れる
仮面社畜のススメ
社畜は、会社に時間を使われる
仮面社畜は、情報収集と勉強の時間を最優先する会社の伝統的なやり方と市場のデータだけだと視野が狭いので、いずれ頭打ちになる。知識や情報が会社内で完結しないよう、社外の情報にも触れていくことが大切。@ayumu_fmc #仮面社畜のススメ
— わかば (@himawari_aomori) 2018年7月16日
接待や社内営業で時間を奪われてしまい、
知識や情報、世界観が、会社の中で完結してしまうと、
今後の時代に取り残されてしまう事になります。
この話は非常によくわかるのですが、
以前僕が働いていた会社は、
社外の勉強会や企業展示会に行くと、
別室に呼ばれて説教をされるという異常なところでしたが、
これは、いろんな情報をシャットアウトして
死ぬまで働かせようという魂胆だったのでしょう…!
貯金より経験を!
仮面社畜のススメ
社畜は、毎月コツコツと積立貯金をする。
仮面社畜は、お金ではなく、経験を蓄える。お金がほしい!と思った時がスタート地点。
お金が足りてない人ほど、自由なライフスタイルを得るチャンスがある。@ayumu_fmc #仮面社畜のススメ— わかば (@himawari_aomori) 2018年7月16日
若い時に自分に投資をして、
貪欲に経験値を上げるべきです。
やりたいことをするために
「もっと稼がねば!と思った時がスタートライン」
この一言は僕の名言集に載せることにしました!
販売=交渉という固定概念を捨てる
仮面社畜のススメ
社畜は屁理屈をこねて相手を説得しようとし、
仮面社畜は相手の未来の展望を見せる。ネットの普及で、お客さんも商品知識をもっているので、
交渉感が生まれ、冷たい空気感がながれる。
相手の立場に立って、未来の展望を見せると、商品が売れる。@ayumu_fmc #仮面社畜のススメ— わかば (@himawari_aomori) 2018年7月16日
これは良質なビジネス書には
よく見かける記事で、
販売=交渉という対立構造では商品は売れません。
客と同じ方向を見て、その商品と使う事で
便利で明るい未来を見せる事が出来る営業マンが
できる営業マンです。
「仮面社畜のススメ」感想
たまにネットニュースになっている過労死問題や、
若者の就活問題を見るたびに、
胸が締め付けられる思いをします。
ほんとうは自分の人生は自分で選んでいいはずなのに、
まるで奴隷のような働き方をせざるを得ない状況に
疑問を持ちます。
この本では、
会社を利用して、社畜のふりをした仮面社畜になって
働き方を見つめなおすことをすすめられています。
前半は過激な事も書かれていますが、
後半はむしろ良質なビジネス書を連想させる内容で、
全体的に「脱サラリーマン」というより、
シンプルに自分の時間を取り戻す為のマインドが手に入りそうな内容でした。