なぜ太るのか?
膵臓から分泌されるインスリンが分解しきれなかった血液中の糖質が脂肪として体に蓄積されます。
このブログでは、1日の食事内容を記録するだけでやせられる、レコーディングダイエットを提唱していますが、最近ついに、問い合わせフォームから、なぜ太るのか勉強しろ!という厳しい叱責のメールが来てしまいました。
レコーディングダイエットの目的は、1日の中で食べたものを記録していくことで、健康への意識を向上させる効果があることです。
もちろん、ピザばっかり食べていたらやせることはできませんよ!ここでは、太る原因となる栄養素とメカニズムについて詳しくご紹介します。
太る原因は脂質?カロリー?
太る原因は消化しきれなかったエネルギーが体に蓄積されていくことが原因です。1日の摂取エネルギーが消費エネルギーよりも多い場合。身体にエネルギーが蓄積されていけば、そのエネルギーは脂肪として身体に蓄えられていきます。
普段の食事以外にも、何気なく食べているおやつやジュースなどによって、気づかないうちにエネルギー量が増えてしまっています。
もちろん、そこで間食をしない努力が必要になりますが、そもそも、「体に蓄えられるエネルギー」とは何でしょうか?
太る原因は糖
食べたものは消化され、体の中に蓄積されます。
しかし、脂肪を食べたからそのまま自分の脂肪になるのではなく、糖を過剰摂取してブドウ糖が余ると、脂肪として体に蓄積されます。ではなぜ、糖が脂肪になるのでしょうか?
糖が脂肪にかわる
食べ物として体に摂取した糖質は、消化酵素によって、ブドウ糖に分解されます。米やパン、麺類やイモ類も、すべてブドウ糖に分解され、血液に放出されます。
この時、糖質があまりにも多いと、血液中のブドウ糖が増えて、血糖値が上がってしまいます。
そこで、膵臓からインスリンが出てきて、ブドウ糖を処理します。
インスリンは、あまったブドウ糖をグリコーゲンにして、筋肉に取り込みます。
しかし、筋肉がグリコーゲンを取り込める量は限界があり、その段階で余ったブドウ糖は脂肪に変化して、体に蓄えられます。これが、太る原因、メカニズムです。
太る原因を意識して食事をすると、やせる!
このブログではいつも、食べたものを記録していくレコーディングダイエットをすすめています。
体の中に入った糖類がインスリンによって分解され、血液中に放出され、最終的に糖類が脂肪へと変化するイメージをもってメニューを考えると、より、やせるイメージも出来上がり、ダイエットも成功しやすくなります。
ぜひみなさんも、気軽にやせられるレコーディングダイエットに挑戦してください!
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